産婦人科/Q&A

患者さん・ご家族の方から頻繁にお寄せいただく質問と、その解答をまとめました。ご来院前の参考や不安の解消に少しでも役立てば幸いです。ぜひご覧ください。

産婦人科に関する、よくあるご質問と解答例(産婦人科)

Question
質問1.『出産費用を教えてください。』
Answer
出産の状況によって異なりますが、おおよそ39万円前後になります。
産育児一時金直接支払制度の補助額(42万円)を超えることは少ないです。
Question
質問2.『出産費用の支払いはいつですか?』
Answer
出産育児一時金直接支払制度を基本的には利用していただいています。利用手続きが終了している場合、42万円を超えなければ支払いはなく退院します。もし超えた場合は、差額分を退院時にお支払していただきます。
Question
質問3.『妊娠中にも薬を飲んでも良いのですか?』
Answer
妊娠の時期と薬の種類によって異なります。
薬自体が胎児に悪い影響を及ぼす事が分かっているものは止めましょう。飲んでいても大丈夫であろうと考えられている薬もいろいろあります。個々に処方していただいているドクターにご相談されるのが良いでしょう。
 
妊娠12週以降の安定期になるまでは薬に影響を受けやすい時期といわれています。どうしても必要というもの以外はなるべく控えたほうがよろしいです。
逆に、喘息やてんかんの様な病気を持っている場合には、自己判断で内服を止めると悪い結果を招くことがあります。自己判断で中止せずドクターに相談してください。
Question
質問4.『つわりがひどいのですが?』
Answer
まずは生活を工夫してみましょう。
湯気とか臭いで吐き気が起こりやすいので調理済みのものを食べてみましょう。冷たいものはのどを通りやすいので冷えたものを食べてみましょう。空腹になると吐き気が起こりやすいので、少量の食べ物を頻回に摂ってみましょう。水を飲みづらい時は、氷をなめてみましょう。
次に薬を試してみます。漢方やビタミンB6や制吐剤が有効なことがあります。
重症になり、脱水症状・肝腎機能障害・著しい体重減少などが現れた場合は、入院し点滴治療が望ましいです。水分補充・栄養補充が必要です。
我慢をしすぎると命が危ない危険な状態になることも稀にありますので、ドクターに相談してください。
Question
質問5.『夜中や休日に生まれると、追加料金がかかりますか?』
Answer
普通分娩では休日・夜間でも追加の料金はかかりません。
ただし、入院日数が増えた場合は日数分の入院料がかかります。
帝王切開の場合は、保険で決まっている料金になります。
Question
質問6.『帝王切開の場合、保険適応されますか?』
Answer
手術費用について保険が適応されます。
自己負担は普通分娩とほぼ同額です。