小児科/Q&A

患者さん・ご家族の方から頻繁にお寄せいただく質問と、その解答をまとめました。ご来院前の参考や不安の解消に少しでも役立てば幸いです。ぜひご覧ください。

小児科に関する、よくあるご質問と解答例(小児科)

Question
質問1.『子供が発熱したらすぐに小児科に診てもらったほうが良いのでしょうか?』
Answer
お子様の年齢、全身状態、発熱からの時間などによって対処はかわります。
元気があり、水分補給もできるようなら、少し様子をみてもいいでしょう。診療時間になってから、受診しましょう。
水分がとれずにぐったりしていたり、3か月未満のお子様で、38℃以上の発熱がつづいたりしている時は、急いで病院にかかりましょう。
Question
質問2.『子供が吐いている(嘔吐)のですが、何かできることはありますか?』
Answer
嘔吐下痢症の場合は、吐くのは半日から1日で止まることが多いので、吐いた後、時間をあけて少しづつ水分補給をしましょう。
水分補給ができない、発熱が続いている、血便がでた等の場合は急いで、病院にかかりましょう。
Question
質問3.『発疹が出ているのですが、小児科に連れていったほうがいいですか?それとも皮膚科?』
Answer
発疹以外の症状(発熱など)がある場合は、小児科のほうがいいかもしれません。
発疹だけが長く続いている場合などは皮膚科のほうがいい場合もあります。
Question
質問4.『ヒブワクチン(Hibワクチン)って何ですか?これは接種させたほうがいいですか?』
Answer
ヒブ(Hib)とは「インフルエンザ菌b型」という細菌の略称です。冬に流行するインフルエンザの原因である「インフルエンザウイルス」とは全く別のものです。 ヒブが原因で起こる病気に髄膜炎があります。治療を受けても約5%が死亡し、約25%に後遺症が残ります。5歳未満の乳幼児がかかりやすく、0~1歳が70%を占め、ピークは8カ月です。できるだけ早く、予防接種をうけることが大切です。
Question
質問5.『小児用肺炎球菌ワクチンというのは接種しておいた方がよいでしょうか?』
Answer
肺炎球菌によって起こる病気の中には、肺炎、髄膜炎、菌血症など重症なものがあります。
ヒブワクチンと同様、早めに接種しましょう。生後8週間から接種できます。